横浜市でテレビを処分する方法７選！料金相場と選び方を徹底解説！

横浜市でテレビを処分しようとお考えの方は、正しい処分方法を知っておかなければなりません。テレビは家電リサイクル法の対象品目であり、粗大ゴミには出せないため、法律に基づいた適切な処分が必要です。

本記事では、横浜市でテレビを処分する際の7つの方法と、それぞれの料金相場、手順について詳しく解説します。引っ越しや買い替えを控えている方はもちろん、できるだけ費用を抑えて処分したい方まで、それぞれのニーズに合わせて自分に最適な方法が見つかる内容となっています。 正しい知識を身につけて、安心・安全にテレビを処分しましょう。

横浜市でテレビは粗大ごみとして捨てられない！基本ルールと処分費用

横浜市では、テレビを粗大ごみとして収集するサービスは行っていません。これは家電リサイクル法という法律によって定められているルールです。まずは、なぜテレビが通常の粗大ごみとして処分できないのか、その仕組みと費用について理解しておきましょう。

家電リサイクル法の対象品目と処分の仕組み

家電リサイクル法は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目を対象とした法律です。この法律では、使用済みの家電製品に含まれる有用な資源を回収し、再利用することが義務付けられています。

テレビは液晶、プラズマ、有機EL、ブラウン管を問わず、すべてこの法律の対象となります。そのため、横浜市の自治体収集では引き取ることができず、専門のリサイクルルートを通じて処分する必要があります。

処分の基本的な流れは、まずリサイクル料金を支払い、次に収集運搬業者または指定引取場所を通じてメーカーの再商品化施設へ運搬されます。施設では分解・分別され、鉄やプラスチックなどの資源が回収される仕組みです。

処分にかかる費用の内訳

テレビの処分には、大きく分けて2つの費用がかかります。1つ目は「リサイクル料金」、2つ目は「収集運搬料金」です。

リサイクル料金は、テレビのメーカーと画面サイズによって異なります。一般的な目安として、15型以下の小型テレビは約1,320円から1,870円、16型以上の大型テレビは約2,420円から2,970円程度です。横浜市の指定業者を利用する場合、15型以下で2,200円、51型以上では3,410円という料金設定もあります。

収集運搬料金は業者によって異なりますが、一般的には1,000円から3,000円程度が相場です。自分で指定引取場所へ持ち込む場合は、この収集運搬料金を節約することができます。

横浜市でテレビを処分する方法７選

横浜市でテレビを処分する際には、複数の選択肢があります。それぞれの方法には特徴やメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合った最適な方法を選びましょう。ここでは、代表的な7つの処分方法について、手順や料金とともに詳しく解説します。

買い替えなら新しいテレビの配送時に回収してもらう

新しいテレビを購入する際に、古いテレビを引き取ってもらう方法は最もスムーズで手間がかからない選択肢です。家電量販店では、新規購入時の配送と同時に古いテレビを回収してくれるサービスを提供しています。

購入と回収を一度に済ませられるため、配送スタッフへの依頼も一回で完結し、時間と手間をぐっと削減できます。リサイクル料金と収集運搬料金を店頭で支払い、配送時に古いテレビを引き渡すだけで処分が完了します。

主要な家電量販店の収集運搬料金は以下の通りです。

買い替えを検討している方には、この方法が最も効率的でおすすめです。配送日に合わせて処分できるため、テレビがない期間を最小限に抑えられます。

処分のみなら購入した店舗に引き取りを依頼する

テレビを購入した店舗がわかる場合、買い替えをせずに引き取りのみを依頼することも可能です。家電リサイクル法では、販売店は過去に販売した製品の引き取り義務を負っているため、購入店舗に連絡すれば対応してもらえます。

引き取りのみの依頼では、リサイクル料金に加えて収集運搬料金が発生します。店舗によっては訪問回収の場合、別途出張費用が加算されることもあるため、事前に総額を確認しておきましょう。

この方法なら、購入時の記録が店舗に残っているため、手続きがスムーズに進みます。ただし、購入から長期間が経過している場合や店舗が閉店している場合は、この方法が利用できないこともあります。

横浜家電リサイクル推進協議会へ収集を申し込む

購入店舗が不明な場合や、すでに閉店している場合には、横浜家電リサイクル推進協議会に収集を依頼する方法があります。この協議会は横浜市とは別の団体ですが、家電リサイクル法に基づいた回収を行う事業者です。

申し込みの手順は以下の通りです。

1. 横浜家電リサイクル推進協議会指定の回収業者に電話で申し込み
   • 電話番号1：0120-632-515（受付時間：月～土曜日9：00～12：00、13：00～17：00）
   • 電話番号2：0120-014-353（受付時間：月～金曜日9：00～17:00）
2. 収集日時と料金の確認
3. 収集日当日、自宅前（回収車が直接積み込める場所）にテレビを出す
4. 作業員に収集運搬料金を支払う（支払い方法や金額については協議会にご確認ください）

料金として「リサイクル料金」と「収集運搬料金」が必要となります。リサイクル料金の詳細については、家電リサイクルセンターのホームページでご確認ください。収集運搬料金や支払い方法については、横浜家電リサイクル推進協議会に直接お問い合わせください。なお、家の中からの搬出にも対応していますが、別途料金が発生します。

市内の指定引取場所へ自分で持ち込む

費用を最小限に抑えたい方には、自分で指定引取場所へテレビを持ち込む方法が最適です。運搬の手間はありますが、中間マージンが不要なため最も費用を抑えられる方法です。

持ち込みの手順は以下の通りです。

1. 郵便局でテレビのメーカーとサイズに応じた家電リサイクル券を購入
2. リサイクル料金を支払い、リサイクル券を受け取る
3. 横浜市内の指定引取場所（鶴見区や金沢区など）へテレビを持ち込む
4. リサイクル券を提出してテレビを引き渡す

横浜市内には複数の指定引取場所があり、平日の営業時間内であれば持ち込みが可能です。大型テレビや複数台のテレビを運ぶ場合は、車両が必要となるため、事前に運搬手段を確保しておきましょう。

リサイクルショップに出張買取を依頼する

まだ使用できる状態のテレビであれば、リサイクルショップの買取サービスを利用することで、処分費用をかけずに手放せる可能性があります。特に製造から5年以内の液晶テレビや有名メーカーの大型テレビは、買取してもらえる可能性が高くなります。

出張買取サービスを利用すれば、自宅まで査定に来てもらえるため、重いテレビを運び出す手間がありません。査定額が付かない場合でも、無料で引き取ってもらえるケースもあります。

買取が期待できるテレビの条件は以下の通りです。

• 製造から5年以内の液晶・有機ELテレビ
• 40インチ以上の大型テレビ
• 国内有名メーカー製（ソニー、パナソニック、シャープ、東芝など）
• 正常に動作し、目立つ傷や汚れがない
• リモコンや付属品が揃っている

ただし、ブラウン管テレビや古い型式の液晶テレビは買取対象外となることがほとんどです。

フリマアプリで売却する

時間に余裕がある方は、フリマアプリやネットオークションを活用して、テレビを売却または譲渡する方法も検討できます。特に状態が良く、人気メーカーのテレビであれば、買取店よりも高値で売却できるケースもあります。

この方法では、出品から発送まですべて自分で済ませなければなりません。大型テレビの場合は梱包や発送が難しいため、地元での直接取引を選択する方が現実的です。売却価格から送料を差し引いても利益が出るかどうか、事前に計算しておくことをおすすめします。

注意点として、フリマアプリでの取引には購入者とのやり取りや、クレーム対応のリスクもあります。動作確認をしっかり行い、写真と説明文で商品の状態を正確に伝えましょう。

不用品回収業者に引き取りを依頼する

「引っ越しまで時間がない」「重いテレビを部屋から運び出してほしい」という方に最もおすすめなのが、民間の不用品回収業者を利用する方法です。特に横浜市全域（全18区）をカバーしているごみ怪獣は、スピーディーかつ柔軟な対応で高い評価を得ています。

ごみ怪獣を利用する主なメリットは以下の通りです。

• 最短即日・深夜早朝も対応可能：電話一本でトラックが駆けつけるため、急な引越しや買い替えでも安心です。
• 運び出し作業が全てお任せ：大型の液晶テレビやブラウン管テレビでも、スタッフが部屋の中から搬出するため、女性や高齢者の方でも手間がかかりません。
• 買取サービスで費用相殺：製造年式が新しいテレビや人気メーカー品であれば、その場で買取査定を行い、回収費用から値引きできる可能性があります。
• 安心の補償と明朗会計：最大3,000万円の賠償補償に加え、Web限定割引を利用したお得なパック料金（Sプラン10,000円〜など）が用意されています。

テレビ単品の回収はもちろん、テレビ台やレコーダー、その他引越しゴミなどを「Sプラン」などのパックでまとめて処分すると、1点あたりの費用を大幅に抑えることが可能です。

見積もりは完全無料で、LINEやメールでは24時間365日受け付けています。「とにかく急いでいる」「安く・楽に処分したい」という方は、まずは公式サイトでWeb限定割引の情報をチェックしてみてください。

料金と手間を比較！あなたに合うテレビの処分方法はどれ?

ここまで7つの処分方法をご紹介しましたが、どの方法を選ぶべきか迷う方も多いでしょう。ここでは、費用重視と手間・時間重視の2つの観点から、おすすめの方法を整理します。

費用重視：指定引取場所または横浜家電リサイクル推進協議会

処分費用をできるだけ抑えたい方には、指定引取場所への持ち込みが最も経済的です。リサイクル料金のみで処分でき、15型以下なら1,320円から、16型以上でも2,420円から処分できます。

ただし、車や人手が必要で、平日の営業時間内に持ち込む必要があります。自分で運ぶことが難しい場合は、横浜家電リサイクル推進協議会の指定回収業者を利用すると良いでしょう。収集運搬料金を含めても2,200円から3,410円程度で、料金が明確です。

買取可能な状態のテレビであれば、リサイクルショップやフリマアプリを利用することで、処分費用がかからないどころか収入を得られます。製造から5年以内で状態が良いテレビなら、まず買取を検討することをおすすめします。

手間・時間重視：即日対応が可能な不用品回収業者

急な引越しやすぐにテレビを処分したい場合は、不用品回収業者の利用が便利です。即日対応や日時指定が柔軟で、洗濯機や家具など他の不用品もまとめて処分できます。

不用品回収業者を利用する際のチェックポイントを以下にまとめました。

料金は高めになる傾向がありますが、手間や時間を大幅に節約できるため、状況によっては最適な選択肢となります。

よくある質問

まとめ

横浜市でテレビを処分する際は、家電リサイクル法に基づいた正規のルートを利用する必要があります。粗大ごみとして出すことはできないため、自分に合った処分方法を選ぶことが重要です。

費用を抑えたい方は指定引取場所への持ち込みが最も経済的で、運搬の手間を省きたい方は横浜家電リサイクル推進協議会の指定業者や不用品回収業者が便利です。買い替え時には家電量販店の引き取りサービスを利用することで、設置と回収を同時に済ませられます。

処分方法を選ぶ際は、料金の内訳を事前に確認し、許可を持つ信頼できる業者を選ぶことが大切です。本記事でご紹介した7つの方法と料金相場を参考に、ご自身の状況に最適な方法でテレビを安全かつスムーズに処分してください。

もし、「不用品が多すぎて自分たちだけでは手が回らない」「重い家具を処分したいけれど運び出せない」とお困りの際は、無理をせず専門業者の力を借りるのも賢い選択です。プロに任せれば、体力的な負担を抑えつつスピーディーに片付きます。

不用品の回収や整理でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。