横浜市で冷蔵庫を処分する方法７選！料金相場と選び方を徹底解説！

横浜市で冷蔵庫を処分する際、粗大ごみとしては出せないことをご存知でしょうか。冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目となっており、専門のルートで適切に処分しなければなりません。

この記事では、横浜市にお住まいで冷蔵庫の処分を検討している方に向けて、選べる7つの処分方法と各方法の料金相場、そして正しい手順を詳しく解説します。「どこに依頼すればよいか分からない」「費用をできるだけ抑えたい」「違法業者に依頼してトラブルになるのは避けたい」という悩みをお持ちの方に、具体的な判断材料をご提供します。

引越しや買い替えで冷蔵庫を手放したい方も、この記事を読むことで自分に最適な処分方法を見つけられるでしょう。

横浜市で冷蔵庫は粗大ごみとして捨てられない！基本ルールと処分費用

横浜市では、冷蔵庫を粗大ごみとして出せません。これは家電リサイクル法によって定められており、冷蔵庫を含む特定の家電製品は専門のリサイクルルートで処分する必要があります。

適切な処分方法を知らないと、違法な廃棄や不当な費用請求といったトラブルに巻き込まれる可能性があります。まずは処分の仕組みと費用について理解しましょう。

家電リサイクル法の対象品目と処分の仕組み

家電リサイクル法は、資源の有効活用と廃棄物の減量を目的として2001年に施行された法律です。冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機の4品目が対象となっており、これらは通常のごみとして処分することが法律で禁止されています。

この法律により、対象家電を処分する際には所有者が「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を負担しなければなりません。回収された家電は指定の処理施設で分解され、鉄・銅・アルミ・プラスチックなどの有用な資源が取り出されて再利用されます。

横浜市でも同様にこの法律が適用されるため、冷蔵庫を処分する際には必ず家電リサイクル法に基づいた方法を選びましょう。

処分にかかる費用の内訳

冷蔵庫を処分する際に必要な費用は、主に「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の2種類に分かれます。それぞれの内容を正確に理解しておくことで、見積もりの妥当性を判断できるようになります。

以下の表に、冷蔵庫処分にかかる主な費用の内訳をまとめました。

リサイクル料金はメーカーや内容積（170リットル以下か171リットル以上か）によって決まっており、全国一律です。一方、収集運搬料金は依頼する業者によって異なります。この収集運搬料金には、ご自宅から指定引取場所までの輸送費だけでなく、搬出作業にかかる人件費も含まれています。そのため、建物の状況（エレベーターの有無など）によって追加費用が発生することもあります。

横浜市で冷蔵庫を処分する方法７選

横浜市で冷蔵庫を処分する方法は複数あり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。費用面や手間、対応スピードなど、自分の状況に応じて最適な方法を選びましょう。

ここからは、横浜市で利用できる主な7つの処分方法について解説します。

家電量販店に引き取りを依頼する

家電量販店では、新しい冷蔵庫を購入する際の引き取りサービスだけでなく、引き取りのみの依頼にも対応している店舗も豊富です。大手家電量販店であれば全国統一の料金体系で安心して依頼できる点が魅力です。

家電量販店での引き取りサービスの一般的な流れは以下のとおりです。

1. 店舗に電話またはウェブサイトから引き取りを申し込む
2. 回収日時を予約する
3. リサイクル料金と収集運搬料金を確認する
4. 当日、指定の場所に冷蔵庫を用意しておく
5. 作業員が訪問し、冷蔵庫を引き取り、料金を支払う

料金は、リサイクル料金に加えて収集運搬料金（1,650円~2,750円程度）が必要です。新規購入と同時に依頼する場合は、収集運搬料金が割引になるケースもありますが、処分のみの場合は高めに設定されていることも。事前に確認しておくと安心です。

横浜家電リサイクル推進協議会へ回収を申し込む

横浜家電リサイクル推進協議会は、横浜市と家電メーカー、小売業者が連携して運営している公的なリサイクル回収サービスです。購入店が不明な場合や遠方の場合でも、横浜市内全域で対応してもらえるため利用しやすい方法です。

この協議会は横浜市民が安心して利用できる公的な窓口であり、透明性の高い料金設定が特徴です。依頼の流れは以下のとおりです。

1. 横浜家電リサイクル推進協議会に電話で申し込む
2. 回収希望日と住所、冷蔵庫のサイズを伝える
3. リサイクル料金と収集運搬料金の合計金額を確認する
4. 指定された日時に冷蔵庫を玄関先などに準備しておく
5. 作業員が訪問し、現金で料金を支払い、回収してもらう

料金の目安は、リサイクル料金と収集運搬料金（標準2,750円）の合計です。メリットは購入店が不明でも依頼できる点ですが、回収日の指定に制限がある場合や、即日対応が難しい点はデメリットと言えます。

市内の家電リサイクル協力店に収集を依頼する

横浜市内には家電リサイクル法に基づいて正式に登録されている「家電リサイクル協力店」が多数あります。地域の電器店や小売店がこれに該当し、地元密着型のサービスが期待できます。

協力店での依頼の流れは以下のとおりです。

1. 近隣の家電リサイクル協力店を探す
2. 店舗に電話で回収を依頼する
3. 回収日時と料金を確認する
4. 当日、冷蔵庫を玄関先に用意しておく
5. 作業員が訪問し、料金を支払い、回収してもらう

料金は、リサイクル料金と店舗ごとの収集運搬料金（1,650円~3,000円程度）の合計です。地域密着型で細かい要望に対応してもらえる安心感がありますが、店舗によって料金や対応日時が異なるため、事前に問い合わせる必要があります。

指定引取場所へ自分で持ち込む

横浜市内にある指定引取場所へ直接持ち込む方法は、運搬に手間はかかりますが、収集運搬料金が不要なため最も費用を抑えられる方法です。自家用車などで安全に運べる手段がある場合に検討しましょう。

持ち込みの手順は以下のとおりです。

1. 事前に郵便局で家電リサイクル券を購入し、準備しておく
2. 横浜市内の指定引取場所を確認し、受付時間を調べる
3. 冷蔵庫を車両に積み込む
4. 指定引取場所へ運搬する
5. 受付で家電リサイクル券を提示し、冷蔵庫を引き渡す

費用はリサイクル料金のみで済むため経済的です。ただし、冷蔵庫を横に倒して運搬すると故障の原因になります。そのため、立てた状態で積載できる車両の準備が不可欠です。また、積み下ろしは基本的に自分でやる必要があるため、力のある協力者を確保しておきましょう。

以下の表に、横浜市内の主な指定引取場所をまとめました。

持ち込みの際は、事前に受付時間や休業日を確認しておくことをおすすめします。

リサイクルショップや買取業者に売却する

まだ使用できる状態の冷蔵庫であれば、リサイクルショップや買取専門業者に売却するという選択肢もあります。処分費用を支払うどころか、逆に現金を受け取れる可能性があります。

買取を依頼する流れは以下のとおりです。

1. 複数のリサイクルショップや買取業者に査定を依頼する
2. 冷蔵庫のメーカー・型番・製造年・状態を伝える
3. 査定額を比較し、買取日時を予約する
4. 当日、査定を受けて買い取ってもらう

製造から3年以内の人気メーカーの冷蔵庫であれば、数千円から数万円での買取が期待できる場合もあります。一般的に製造から5年以内で状態が良いものが対象となり、古いモデルは買取不可となることが多い点に注意が必要です。

フリマアプリ・ネットオークションで譲る

フリマアプリやネットオークションに出品して個人間で譲渡する方法です。買取業者で値段がつかなかった冷蔵庫でも、必要としている人がいれば引き取ってもらえる可能性があります。

出品から譲渡までの流れは以下のとおりです。

1. 冷蔵庫の写真を撮影し、詳細情報を記載して出品する
2. 購入希望者とやり取りし、引き渡し方法を調整する
3. 代金を受け取り、発送または直接引き渡しを行う

自分で価格設定ができるメリットがありますが、購入者が見つかるまで処分できない点や、梱包・発送の手間、トラブル対応のリスクを考慮する必要があります。大型家電は送料が高額になるため、直接引き取り限定にするケースも多く見られます。

不用品回収業者に依頼する

「引越しまで時間がない」「重くて運び出せない」「冷蔵庫以外にも捨てたいものがある」という方には、横浜市を拠点とする不用品回収サービスごみ怪獣などの不用品回収業者を利用する方が便利です。

ごみ怪獣は、横浜市を含む神奈川県全域で、冷蔵庫1点からゴミ屋敷の片付けまで幅広く対応しているプロの回収業者です。自治体の回収とは異なり、以下の大きなメリットがあります。

• 最短即日・深夜休日も対応：急なスケジュールでも柔軟に対応可能です。
• 丸投げでOK：重たい冷蔵庫の搬出、取り外し、階段作業もすべてスタッフが対応します。
• 明朗会計：無料の出張見積もりで料金を確定してから作業に入るため、追加請求の心配がありません。
• 法令遵守：家電リサイクル法の対象である冷蔵庫も、適正に処理・リユースされるため安心です。

料金プランも充実しており、冷蔵庫単品の回収はもちろん、他の不用品とまとめて処分できる「パックプラン（SSプラン 8,000円～）」も用意されています。まだ新しい冷蔵庫であれば買取対象になる可能性もあり、処分費用を安く抑えられるケースもあります。

見積もりは無料ですので、まずは電話やLINEで相談してみることをおすすめします。

料金と手間を比較！あなたに合う冷蔵庫の処分方法はどれ?

ここまで7つの処分方法をご紹介しましたが、どの方法が自分に最適かは、優先する条件によって異なります。費用、手間、時間など、自分の状況に応じて最適な方法を選びましょう。

費用重視：指定引取場所または横浜家電リサイクル推進協議会

処分費用を比較する際は、ご自身で運搬する手間とコストのバランスを考慮しましょう。以下の表を見ると、指定引取場所への持ち込みが金銭的には最も安価ですが、車両の手配やガソリン代などの実費も考慮する必要があります。

持ち込みが難しい場合は、横浜家電リサイクル推進協議会や家電量販店の利用がおすすめです。

費用を抑えるためのポイントを以下のチェックリストにまとめました。

見積もりを取る際は、リサイクル料金だけでなく、収集運搬料金や追加費用の有無も必ず確認するようにしましょう。

手間・時間重視：即日対応が可能な不用品回収業者

急な引越しやすぐに冷蔵庫を処分したい場合は、不用品回収業者の利用が便利です。即日対応や日時指定が柔軟で、洗濯機や家具など他の不用品もまとめて処分できます。

不用品回収業者を利用する際のチェックポイントを以下にまとめました。

料金は高めになる傾向がありますが、手間や時間を大幅に節約できるため、状況によっては最適な選択肢となります。

よくある質問

まとめ

横浜市で冷蔵庫を処分する際は、家電リサイクル法に基づいた適切な方法を選ぶことがポイントです。主な処分方法には、家電量販店、横浜家電リサイクル推進協議会、家電リサイクル協力店、指定引取場所への持ち込み、リサイクルショップ、フリマアプリ、不用品回収業者の7つがあります。

費用を最優先する場合は指定引取場所への持ち込みがおすすめで、約3,740円~5,600円で処分できます。一方、手間や時間を節約したい場合は、即日対応が可能な不用品回収業者が便利です。自分の状況や優先順位に応じて最適な方法を選び、トラブルのないスムーズな処分を目指しましょう。

もし、「不用品が多すぎて自分たちだけでは手が回らない」「重い家具を処分したいけれど運び出せない」とお困りの際は、無理をせず専門業者の力を借りるのも賢い選択です。プロに任せれば、体力的な負担を抑えつつスピーディーに片付きます。

不用品の回収や整理でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。