「洗濯機の処分はどうすれば良いの?」
「洗濯機の調子が悪いから買い替えたいけど、古い背洗濯機はどうしたら良いのだろう?」
「古い洗濯機は売れるのかな?」
このように、洗濯機の処分方法で困った経験はありませんか?
洗濯機は、一般的な家電に比べると簡単に処分ができるものではありません。
また、洗濯機は「家電リサイクル法」の対象品目に指定されていますので、粗大ごみなどの行政ごみに出すことができず、それなりの費用も掛かってきてしまいます。
そこで今回は、洗濯機の処分方法と、気をつけたいポイントを分かりやすく解説したいと思います。
洗濯機は粗大ゴミとして処分することができない
大型家電や大型家具の多くは粗大ごみとして処分することが可能です。
しかし、特定の家電は粗大ごみではなく、家電リサイクル法に従って処分しなければなりません。それが「洗濯機」「冷蔵庫(冷凍庫)」「テレビ」「エアコン」になります。
これらを処分する際には、家電リサイクル法に則って処分することが義務づけられています。処分したい場合は、指定取引場所に持ち込むか販売店や対応可能な業者に依頼する必要があります。
家電リサイクル法とは?
廃棄物を減らして資源の有効活用をする目的で、不要になった家電製品からまだ使える部品や材料をリサイクルして再活用を促進する法律のことです。
洗濯機を処分する方法7選
洗濯機を処分する方法には以下のようなものがあります。
- 購入店で引き取りを依頼する
- 自治体回収に依頼する
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリ等に出品する
- 友人や知人に譲る
- 不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう
購入店で引き取りを依頼する
新しい洗濯機を購入した際には、購入店舗で古い洗濯機を引き取ってもらえます。家電量販店などの小売店は、新たに家電製品を購入した消費者が古いものを処分したい時、それを引き取らないといけないと家電リサイクル法で定められています。
そのため、新しい洗濯機を購入した際に古い洗濯機の引き取りを依頼すれば、引き取ってもらえるのです。
多くの家電量販店は、下取りという形で引き取りをしてくれることもあります。下取りをしてもらえば、新たに購入した洗濯機の値引きや、ポイントバックなどでお得に購入できる場合が多いので、よりお得に処分ができます。
自治体回収に依頼する
洗濯機を直接、自治体の指定取引場所(収集場所)に持ち込み処分をすることが可能です。
こちらの方法は、ご自身で持ち込み搬入を行うことになるので業者に依頼する場合にかかる「収集運搬費用」が掛からなくなります。そのため、他の処分方法より費用を抑えることができるメリットがあります。
粗大ゴミを捨てる場合と同じように処理券を用意する必要があるため、事前に郵便局に行って「家電リサイクル券」を購入しておく必要があります。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップに洗濯機を買い取ってもらうという考えもあります。
こちらの方法であれば、処分費用を掛けずに無料で手放すことができます。
ただし、リサイクルショップで売却できるのは比較的新しい年式の洗濯機や状態の良い洗濯機に限られます。かなり古いものや、経年劣化が激しいものだと買い取ってもらえないこともあります。
また、重くて大きい洗濯機を店舗に持ち込むのは少し大変かもしれません。
その場合は、出張買取や出張査定に対応しているショップを選ぶと良いでしょう。
洗濯機の売却の際には、取扱説明書や排水ホースなどの付属品を揃えておけば、買取り時の価格が高まりやすくなります。
オークションサイトやフリマサイトで売却する
フリマアプリやオークションサイトを通じて、買い手を見つける方法もあります。
フリマサイトやオークションサイトを利用する場合の一番のメリットは、売り出し金額を自由に設定できるところにあるでしょう。
ただし、問題となるポイントとして洗濯機は大きいため配送料が高くなってしまう点があります。
洗濯機は大型家電となるため、配送料は4,000円〜8,000円程掛かります。そこを見越しての販売価格の設定をするなど、多少の工夫が必要となるでしょう。
知り合いに譲る
まだ使用できる状態の洗濯機を処分する際は、友人や知人に譲ってしまうこともいい方法です。
たとえ中古品であっても、引っ越しを予定している方にとってはお得に家具や家電を揃えられるのは嬉しいことです。
友人や知人に譲ることが出来れば、こちらも処分費用やリサイクル料金も節約できて、お得に処分できます。
ただし、運搬の手間などからトラブルになってしまうこともあるでしょう。
トラブルを避けるためにも、あらかじめ洗濯機をどのように運ぶのかなど相談しておきましょう。
不用品回収業者に回収を依頼する
手間と時間を掛けずに洗濯機を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのも良いでしょう。
不用品回収業者であれば、洗濯機以外にもお家の中にある不用品をまとめて引き取ってくれるため、効率的に不用品の処分が可能です。
特にメリットとなる部分は、「すぐに処分できる」「大きな家具家電の運び出しを全て任せられる」という点でしょう。ほとんどの業者が即日対応を行なっており、希望の日時で指定できるのも嬉しいポイントです。
また、大きくて重い洗濯機をリサイクルショップや引き取り場所に持ち込むのは、かなり大変な作業です。その点、不用品回収業者ならサイズの大きな洗濯機もスムーズに運び出すことができます。
さらに、その他に何か不用品があればまとめて回収をしてもらうことができるため、そうなった場合は割安になり、おすすめです。
洗濯機を処分する際のポイント
洗濯機の処分をする際に、方法を間違えてしまうと大きな問題が起きてしまうこともあります。
そんなトラブルを避けるために、ここからは洗濯機を処分する際に、気をつけたいポイントを紹介します。
1.処分前には水抜きなどの対処が必要
洗濯機を処分、運搬する前には必ず水抜きを行いましょう。縦型全自動洗濯機の場合の作業時間は大体、30分~1時間程でしょう。
また、処分当日にホースを取り外すと、水が十分に抜けださないまま運び出さなければなくなるので、前日までに洗濯機の処分準備を行いましょう。
洗濯機水抜きの流れ
大まかな流れ
給水ホースの水抜き →排水ホースの水抜き
- 水道栓を閉める
- 洗濯機のスイッチを入れて、1分程回す
- 給水ホースを外して、脱水ボタンを押す
- 排水管から排水ホースを抜く
ドラム式洗濯機の場合は、さらに糸くずフィルターの水抜きをする必要があります。
当日の搬出で水がこぼれないように、あらかじめ準備をしておきましょう。なお、水抜きをした後には洗濯機を回すことは出来ないため、必要な洗濯はその前に済ましましょう。
2.悪徳不用品回収業者に気を付ける
不用品回収業者に依頼する際には、優良業者を見極めることが大切です。中には、悪徳業者といわれ法外な費用を請求するような業者も存在するため、注意が必要です。
回収自体は無料としつつも、運搬費用や積み込み費用といった名目で別途高額料金を請求する業者も存在します。
そんな業者かどうか見極める方法は主に、以下の2つになります。
①ホームページ上に電話番号や住所を記載しているか
会社を特定するものがない場合は、実体の無い業者の可能性が高いです。少しでも怪しい場合は、問い合わせは控えるようにしましょう。
②「一般廃棄物収集運搬業許可」を得ているか
不用品を回収する会社は「古物商」の許可が必要です。許可がない業者は適切な処分を行っていない可能性が高いため、同じく利用は避けた方が良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する際には、必ず事前見積もりを行いましょう。また、見積もり後キャンセルにキャンセル料が発生しない業者を選ぶと安心です。
洗濯機の処分ならごみ怪獣におまかせ!
今回は、洗濯機の処分方法についてご紹介しましたが、いかかでしたでしょうか?
洗濯機の状態が良ければ、売却することも可能ですのでフリマアプリやリサイクルショップの利用を検討してみてはいかがですか。
ただ、洗濯機は重くて大きいものなので、自力での運び出しが難しい場合は、専門のスタッフが作業を行なってくれる方法での処分をおすすめします。
さらに、洗濯機以外の不用品もまとめて回収してもらうことで、時間も費用も抑えることができるでしょう。
不用品回収業者は、相談から出張見積もりまで無料で承っておりますので、複数の業者に依頼を出して金額を比較してみるのも良いでしょう。
出張費用、搬出作業費用、車両費用、階段費用などが全て込み込みのお得なパック料金になっており、処分もスピーディーに行います。
お悩みの際は、ぜひご相談ください。
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